USB制御モードについて

GIMICをPC上のアプリケーションからUSB制御する為の動作モードです。
USB制御を行うには専用ドライバの導入、アプリケーションと専用ドライバを結ぶ中継ソフトウェア(c86ctl)の導入が必要です。

動作要件

対応OSはWindows7,8,8.1,10 32/64bitです。

各OSは最新のサービスパックが適用され、Microsoft Updateで最新の状態に更新されていることが前提です。
意図的にサービスパックを適用していない、Microsoft Updateを実施していないような環境での動作検証は一切行っていません。

USB制御を行うアプリケーションによってはCPUパワー/GPUパワーを要求する物があります(例:hoot)
Pentium4世代のCPU、低電圧・低クロックのCPU(及び内蔵GPU)ではパワーが足りない可能性があります。

USB制御モードを使うには

GIMIC本体にSDカードを挿さない状態で電源を入れて下さい。自動的にUSB制御モードへ移行します。

※初代マザーボードの場合は左側のUSBポートにケーブルを接続して下さい。
 また左右2つのUSBポートに同時にケーブルを接続しないで下さい。本体が故障する恐れがあります。

gm002.jpg

※2代目マザーボードLite(GMC-MB2LT)のモジュール増設時に内蔵音源を利用したい場合は電源オン時にSTATUSランプが点灯するまで電源ボタンを押し続けて下さい。
 電源ボタンを直ぐに離すと増設モジュール、STATUSランプが点灯するまで長押しで内蔵音源が認識されます。

※2代目マザーボードPro/Std/Liteで電源ランプが2回点滅して起動しない場合はUSBからの給電能力が不足しています。USBの電源供給を見直して下さい。

専用ドライバの導入

C84より頒布を開始した2代目マザーボード及び、2013/06/19版以降の初代マザーボード用ファームウェアから専用ドライバの導入が必要になりました。
ファームウェア・ドライバのページからUSB制御ドライバ(gimic-win-driver-YYYYMMDD.7z)をダウンロードし、インストールして下さい。

ファームウェア・ドライバ

なおWindows8/8.1/10はOS側が標準でドライバを持っている為、インストールの必要はありません。
Windows7の場合は上記のドライバをインストールして下さい。
32bitOSではdpinst-x86.exeを、64bitOSではdpinst-amd64.exeを実行して下さい。

中継ソフトウェアの導入

GIMIC対応アプリケーションからUSB制御を行う為には中継ソフトウェア(c86ctl)の導入が必要です。
ファームウェア・ドライバのページからc86ctl(c86ctl_?.?.?_32bit.zip)をダウンロードし、対応ソフトと同じフォルダにc86ctl.dllをコピーして下さい。

ファームウェア・ドライバ

またc86ctlはVisual C++ 2010のランタイムを必要とします。以下をインストールし、MicrosoftUpdateを行って最新の状態にアップデートして下さい。
なおご利用のOSに関わらず、全て32bit版(ファイル名に_x86が含まれる物)をインストールして下さい。

本体の操作方法

本体に搭載されているジョグホイール(ボリューム)を使用して音量変更と、
ブレイクアウト端子のパラレル出力(2代目マザーボードPro版のみ対応)を変更可能です。

ジョグ回転音量変更
ジョグ押しパラレル出力の切り替え

ジョグを押すとSTATUSランプが点灯し、パラレル出力が有効となります。
もう一度ジョグを押すとSTATUSランプが消灯し、パラレル出力は無効となります。

STATUS消灯STATUS点灯
ラインイン端子無効モジュールからの音声出力
ラインアウト端子モジュールからの音声出力無効

c86ctlの操作方法

GIMIC対応アプリケーションを起動すると、以下のc86ctlのウインドウが表示されます。
複数台のGIMICを接続している場合はその台数分表示されます(最大4台まで)

c86ctl_1.jpg
  1. メインウインドウのKEYBOARDをクリックすると以下が表示され、演奏情報を視覚的に確認することができます(OPL3モジュールは非対応)
    c86ctl_2.jpg

    なおKEYBOARD VIEWウインドウをアクティブにした状態でフルキー側の1~9、qwertを押すことでパートマスクができます。
    マスクしたパートは[M]の表示が赤く変化します。[M]をクリックすることでも同様にマスクすることができます。0でマスクを全解除します。
    またSHIFTキーを押しながら1~9、qwertを押すことで指定したパートをソロ演奏させることができます。
    ソロ指定したパートは[S]の表示が緑色に変化します。[S]をクリックすることでも同様にソロ指定することができます。
    解除する時はもう一度SHIFTを押しながらそのパートを示すキーを押すか、緑色になった[S]をクリックして下さい。

  2. メインウインドウのREGISTERをクリックすると以下が表示され、音源のレジスタ内容を確認することができます。
    c86ctl_3.jpg

  3. メインウインドウのFMをクリックすると以下が表示され、そのFM音源チャンネルのレジスタ内容を視覚的に確認することができます(OPL3モジュールは非対応)
    c86ctl_4.jpg

  4. メインウインドウ上で右クリックすると以下のポップアップが表示されます。
    Show Visualizerをクリックするとc86ctlのウインドウ全てが非表示になります。復帰方法は後述します。
    Configurationをクリックするとc86ctlの設定画面が表示されます。
    c86ctl_5.jpg

  5. Configuration画面です。
    c86ctl_6.jpg

  • Show Visualizer
    チェックを外すとc86ctlのウインドウ全てが非表示になります。チェックを入れると復帰します。
  • Delay Control
    GIMICの発音を遅延させる機能です。PCから再生される音声(X68000のADPCMや86ボードのPCMなど、
    GIMICでは再現できない物)とGIMICの音声を同期させる為に使います。単位はms(ミリ秒)です。
    複数台のGIMICを接続するとそれぞれのGIMICに対して遅延を設定することが可能ですが、
    試した限りでは全て同じ値で問題ありませんでした。
  • SSG Volume
    OPNAモジュールのFM/SSG音量バランスの設定を設定する機能です。
    値の範囲は0~127で、各機種・音源の設定値は後述します。
  • PLL
    FM音源チップに供給するクロックを変更することが可能ですが触らないで下さい。
    c86ctl対応アプリケーションはc86ctl呼び出し時に正しいクロックを設定しています。
    演奏中にクロックを変えると動作に異常をきたします。

    c86ctlのウインドウを非表示にして再度復帰させたい場合はタスクバーにc86ctlのアイコン(赤枠の物)がありますので、
    このアイコンを右クリックして下さい。前述のポップアップメニューが表示されます。
    c86ctl_7.jpg

SSG Volume
機種音源設定値
PC-98PC-9801-26 (OPN)38
PC-98スピークボード (OPNA)38
PC-98アミューズメントサウンドボード (OPNA)30
PC-98PC-9801-86 (OPNA)*131
PC-98PC-9801-118 (OPN3-L)*231
PC-98音美ちゃん82
PC-8801PC-8801-11 8801用設定 (OPN)69
PC-8801PC-8801mkIIFR (OPN)69
PC-8801PC-8801FA/MA/98DO+ (OPNA)63
PC-88VAPC-88VA (OPN)69
PC-88VAPC-88VA+PC-8801-VA12 (OPNA)再現不可
PC-88VAPC-88VA2/VA3 (OPNA)69
PC-8001PC-8001mkIISR (OPN)76
PC-8001PC-8801-11 8001用設定 (OPN)76
X68kまーきゅりーゆにっとV4 (OPN3-L)31

対応ソフトウェア

これよりご紹介させて頂くソフトウェアはGIMIC Projectによる制作物ではなく第三者の方々が制作・公開された物になります。
これらのソフトウェアなくしてGIMICのUSB制御は成り立ちません。制作・公開に携わられた方々のご尽力に感謝致します。

良く有る質問と回答

  • G.I.M.I.C USB Interfaceがデバイスマネージャ上から見えているにも関わらずc86ctlから認識されない
    • Visual C++ 2010のランタイムが適用されていない可能性が有ります。再インストールをお試し下さい。
  • USBモード時でもGIMIC上でのPCM再生に対応していますか?
    • USB帯域不足により、現状では非対応となっております。

不具合情報

掲載日状況
2013/08/15MB1/MB2共にOPNAモジュールでリズム音源のタムが勝手に鳴る現象が発生することを確認しています。
(バーニングポイントのOP/ED、PC-88版ルーンワースのOPなどで確認)
⇒MB1は2014/05/11版FW、MB2は2013/09/20版FWで対策を行いました。ただしルーンワースは依然NGです。
2013/08/15MB1/MB2共にOPN3LモジュールをXM6 TypeGのまーきゅりーゆにっとV4用の音源として利用できません。
(リズム音源が化けて高周波ノイズが出ます)

⇒MB1は2014/05/11版FW、MB2は2014/05/08版FWで対策を行いました。~
2013/08/15Delay ControlはMB1の2013/06/19版FW、MB2の2013/08/16版FWより対応しています。
2013/08/15Delay Control、SSG Vol、PLLの値は前回設定した値を記憶し次回起動時も同じ値を復元します。
しかし次回起動時に異なるモジュールが接続されていた場合も以前の値を復元してしまうので注意して下さい。
SSG Volに対応していないOPN3L/OPM/OPL3モジュールを接続していた状態からOPNAモジュールに切り替えると
&colorSSG Volに0が設定されてしまうのでSSGの音が出なくなります。
2013/08/15GIMICを複数台接続している場合、c86ctlがGIMICを認識する順番が稀に変わることがあります。
このような場合にも上記の問題が発生しますのでご注意下さい。
これら設定情報やウインドウ位置はc86ctl.dllがあるフォルダにc86ctl.iniとして記録されます。
ただし一部の対応アプリでは条件によりc86ctl.iniが作成されない場合があります。
Delay、SSGVol、PLLの値はConfiguration画面を閉じた時にc86ctl.iniが作成され、記録されます。
ウインドウ位置はそれぞれのウインドウを閉じた時にc86ctl.iniが作成され、記録されます。
c86ctlのメインウインドウを閉じると関連するウインドウ位置も全て記録されます。
なおメインウインドウを非表示にしても次回起動に再表示されます。

*1 PC-9801-86相当品を搭載したA-MATE、98MULTiを含む
*2 PC-9801-118相当品を搭載したCanBeや98NOTEを含む

添付ファイル: filec86ctl_4module.png 718件 [詳細] filec86ctl_7.jpg 1086件 [詳細] filec86ctl_6.jpg 1043件 [詳細] filec86ctl_5.jpg 983件 [詳細] filec86ctl_4.jpg 996件 [詳細] filec86ctl_3.jpg 1003件 [詳細] filec86ctl_2.jpg 988件 [詳細] filec86ctl_1.jpg 1098件 [詳細] filec86win.jpg 830件 [詳細] filex_device.jpg 767件 [詳細] file7_device.jpg 783件 [詳細] filegm002.jpg 1346件 [詳細] filemidienum.zip 788件 [詳細]

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Last-modified: 2017-04-19 (水) 03:26:44 (7d)